1980年ストラトキャスター ペグ、トレモロ交換

1980年ストラトキャスターのペグをGOTOH SG360 MG-T-07-L6-Chrome、トレモロをGOTOH GE101Tに交換しました。

GOTOH SG360 MGT-07-L6-Chrome
マグナムロック・トラッド
フェンダーアメリカンデラックスと同じロック式のペグです。
このギターは購入後、息子に貸していました。昨年末に返してもらうとネックの塗装、特に指板とメイプルの境目の塗装が剥げまたボディーにも大きな傷がありました。
そのためリペアショップで補修をしてもらいました。
ネックはヘッド表以外着色の再塗装です。元の塗装は下塗りがポリでトップコートはラッカーだったそうです。
特にラッカーへのこだわりはなかったのでポリで塗装しました。
ネック裏は新品のようにピカピカです。
ヘッドの裏も塗り直したので元のペグの穴の痕は見えますが手で触るとツルツルです。
ボディーは赤の部分に大きな塗装の剥がれがありました。
摩耗しての剥がれではないので気になっていたのですがリペアショップの人に聞くと周りにヒビもありここから塗装が剥がれていくだろうとのことでしたので部分補修しました。
ヒビの部分も塗装を剥がして再塗装もできるみたいですが料金が高くなるのとヒビの部分に塗装を染み込ませれば大丈夫ではないかとのことでした。
またこのボディーは通常は黒にしか見えませんが太陽光下や明るいところで見ると少し緑が入っているそうです。
色の調合もできるのですが料金が高くなるのと一部分だけなので黒を塗ったそうです。
GOTOH SG360 マグナムロック・トラッドです。
4-6弦と1-3弦でポストの高さが違います。

弦の交換がマグナムロックよりも楽です。
10年以上前に購入したGOTOH GE101Tですがブロックをスチールに交換してあります。
トレモロ固定ネジも錆びているので交換したかったのですがトレモロ付属のネジとは長さが違いました。
左が付属のネジで長さは25mm
右が元のネジで31mm
今回はとりあえず元のネジを使い31mmのネジを購入し弦交換の時に交換します。
サドルはグラフテック幅11.2mmです。
これも10年以上前に購入したものです。
弦高、オクターブを調整して完成です。
黒いサドルは好みの分かれるところですがボディーが黒なのであまり目立ちません。
音は劇的に変わりました。うるさい高い音は薄れ低音も出るようになり音も良く伸びます。
おそらく当時のオリジナルのダイキャストのトレモロをスチールブロックのトレモロに交換したことが効いているのだと思います。

ピックガード、セレクター、ジャックプレート、ピックアップネジをすべてステンレスネジに交換しました。