フジゲン OS10-TTにセイモアダンカン Seymour Duncan SHR-1b Hot Rails for Strat Bridgeを取り付けました。
フロントに付けたホットレイルはいまいちですが試しにリヤにもホットレイルを取り付けました。
同時に導電塗料を剥がしました。
17年前に購入したことがあるので2回目の購入です。
ラッカーうすめ液のほうが強力なようです。
15年ほど前に購入したもので今は固まってしまっています。
ペイントうすめ液はギターのポリ塗装までは落とさないようです。
塗料の種類等により塗装を傷める場合もあります。導電塗料を落とす場合は自己責任でお願いします。
ザラザラな部分は完全には綺麗になりませんでした。
完璧にするにはルーター等を使い削り取るしかなさそうです。
8~9割ほど落ちているのでここまでにします。
昔購入したピックガード用アルミシートが残っていたので貼り替えます。
小さなマイナスドライバーでこじりながら剥がしたのですがほとんどがアルミ部分だけが剥がれテープだけが残ります。
このテープも同じようにこじっても数ミリしか剥がれません。そのためテープだけになったときにペイントうすめ液を塗ると数センチ単位で剥がれていきます。
多少のりが残るのでペイントうすめ液で何回かふき取り綺麗になりました。
カッターの刃は新品にしないと綺麗に切れません。
またすぐに切れ味が落ちるので刃を折っていきます。
ピックアップ、ネジ穴等の丸い部分はカッターは動かさずにピックガードを回しながら切ると綺麗に切れました。
穴なしのピックアップカバーとインチピックアップネジのナットです。
ネジを持ってホームセンターに行き合うナットを探したところUNC No.6 32山が合いました。
10.98kΩ
16.50kΩ
コンデンサーはES-335に付いていたもので0.022uF 50Vでポットは500kΩ Aカーブでこのまま使いました。
ボリュームも高音域が弱いので500kΩ Aカーブにしました。
まだテスト中なのでフロントのトーンは付けていません。
セレクターは3WAYでセンターにするとフロントとリヤのミックスになります。
このギターはザグリの深さが15mmで指板面の高さは一般的なタイプでサドルイモネジは1,6弦が約8mm、2~5弦が9.5mmですがフロントはまったく問題はありませんがリヤは自ピックアップの線が下を通るのでフロントより下げることができません。現状1弦側のピックアップと弦の距離は最終フレットを押さえたときに2mmです。6弦側は配線がないので3~4mm程度まで下げられます。
今回は何も気にせず取り付けたので次回はピックアップの線の場所に気を付けてみます。
ピックアップの高さが22mmあるのでザグリが15mm未満や指板面が低いタイプ、イモネジ1,6弦が約8mm、2~5弦が9.5mmを付けるとネジが飛び出してしまうストラトタイプは無加工での取付は不可能だと思います。
音はボリューム、トーンポットともに500kΩにしたためか特に高音域がこもったようには感じませんでした。
リヤは少し粘り気のある太い音になり大変気に入りました。フロントは相変わらずマーシャルのアンプではトーンを変えても?です。GAINを上げても歪み切らない感じで高音域も物足りません。Laneyのアンプで歪みエフェクターを使うと良い音なのですが。逆にリヤはLaneyでも良い音ですがマーシャルのほうがさらに良い音になります。
導電塗料の変化はわかりませんでした。ハムなので元からノイズは少なく弦から手を離したときのノイズが増えただけです。
17年前にもSHR-1bは使ったことがありますが1週間で外しました。その時はピックアップの交換だけだったので250kΩポットです。好みだと思いますが500kΩポットが合っているのかもしれません。(配線図ではボリューム、トーンともに250kΩポット、0.047uFコンデンサーになっています)