2019年2月~
2011年製 重量3.7kg Black ヘリテイジウッドメイプルネック
HISTORYのストラトタイプGH-SV/Mを購入しました。
ストラトタイプ、フレットはサークルフレッティングシステム、標準弦が010~046のギターが欲しくなりました。
フェルナンデスFST-70、フジゲンOS10-TT、フェンダーアメリカンデラックス、フェンダー1980年を現在所有していますがフェルナンデスは現役引退状態、フェンダーはネックが弱く010~046の弦には耐えられそうになくフジゲンはネックは丈夫で010~046は可能ですがサークルフレッティングシステムではない。
今練習しているのはクラシックをロック風にアレンジした単音メインの曲なのですがオクターブ調整をきっちりやってもなぜか音程がずれているように聞こえてしまいます。
ギターの腕は初心者並みで絶対音感は持っていませんが聞く耳だけはすごく敏感です。ちょっとの音程の狂いが聞こえちゃうんです。
そのためサークルフレッティングシステムが必要です。(過去に所有したことがあり効果がわかっているため)
島村楽器通販で長期展示品TH-SV/Rのアウトレットが安く売っていたので迷いましたがGH-SVは長期在庫品で傷もまったくない新品です。
製造から時間は経っていますが逆にそれだけの年数でネックに異常がないので木が安定しているはずです。
TH-SVは木部が露出している傷がありペグはロック式ではないのでロック式ペグに交換、傷の修理となると価格差がかなり縮まってしまいます。
またGHシリーズはHISTORYの最上位機種で使われているパーツのグレードが高いです。TH-SVより劣っている点はラッカー塗装ではないことくらいですが私は塗料は気にしません。そのような理由からGH-SV/Mに決定しました。
壊れることはないと思いますが古くても新品なので3年保証が付いています。TH-SVは1年保証です。
HISTORYはフジゲンで造っているので品質は高く安心です。
島村楽器でPRS SE Standard24を試奏したときHISTORYのTH-SV/Rも音を出しました。
鳴りが良く音も柔らかくそれ以来HISTORYのこのシリーズが気になっていました。
去年GH-SV/Mはネット通販だけだったのですが調べると通販は在庫なしで最寄りの店舗で販売していました。
展示されて間もないので傷はまったく無く大変綺麗な状態でした。
サドルが固定されているのでオクターブ調整、弦高調整が少し面倒です。
仕上げはXCで標準ではないので特注品かと思います。ピカピカではなく少しくすんだ仕上げです。
ペグ、ジャックプレートもトレモロ同様同じ仕上げです。
なんでも良いとのことだったので弦はElixir NANOWEB 010~046
ピックはお気に入りのIBANEZ RUBBER GRIPがなかったので滑りにくそうなピックを適当に選びました。
スペック
ボディ | トップ セレクテッドアルダー2P |
ネック | ヘリテイジウッドハードメイプル1P (shape:Soft V) |
フィンガーボード | 250~350mmR “Compound Radius” |
フレット | C.S.F.22F/SBB-213 (W:2.7mm、H:1.0mm) |
スケール | 648mm |
弦 | D’addario EXL110 Regular Light (010-046) |
ネック ジョイント | ボルトオン (ファスト アクション ジョイント) |
ペグ | GOTOH SDS510MG-05ML/XC (Lock Type) |
ナット | オイル漬け牛骨 (Width:42mm) |
フロントピックアップ | HISTORY RVS-2/f |
ミドルピックアップ | HISTORY RVS-2/m |
リアピックアップ | HISTORY RVS-2/r |
コントロール | 1Vol(CTS),2Tone(Front/Mid&Rear)(CTS),5Way Lever SW(CRL) |
リードケーブル | Cloth Wire |
コンデンサー | VITAMIN-Q |
アウトプットジャック | Switchcraft |
ブリッジ | Wilkinson VSVG/XC |
カラー | ブラック (BLK) |
アクセサリー | ハードケース/フレットガード |
保証 | 3年間 |
自宅に帰り早速音を出してみると自分にとって理想的な音でした。
いつもはお店では大きなアンプで音を出すので良い音に聞こえ自宅では?となるのですがこのギターはほぼ完璧です。
いじるところは現状ありません。
ネックはSoft VシェイプでフジゲンOS10-TTを少し太くしたような形状です。
指板のRは250~350mmR Compound Radiusでハイフレットになるほど緩くなります。7~8フレットまではフジゲンとまったく同じですが10フレットを超えると明らかに平に感じます。弦高も低くできます。
弦が010~046なのでチョーキングは少しきつくなりました。
Marshall DSL1Cでストラトを弾くと高音がきついのでTREBLEを絞りBASSを上げているのですがこのギターはTREBLE、MIDDLE、BASSをすべて12時でも高音がきつくなることもなく良い音がします。
人により好みがあるので微妙ですが音が柔らかくサスティーンも良くモダンなストラトです。フェンダーのアメリカンデラックスがもっと良く鳴っているような感じです。音程も狂いがなく弾いていて気持ちいいです。
15本目のストラトタイプですが音は2番目です。1番は手放してしまった1975年のストラトです。